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リノベーション住宅ブームが加速する背景



日本では、高度成長期を経てバブル経済期の崩壊までマイホームの購入は新築が主流とされて来ましたが、中古住宅でも住みたい街に住みたい人や農村分の古民家へ移住する人など住宅に対する価値が多様化しているのが現状です。また、全国で問題視されている800万戸を超える空き家の有効な活用法として政府も後押ししている事もあり、リノベーション住宅が2019年以降もブームとなります。



“住宅購入に対する意識変革の事実”

マイホームの購入は、日本では新築の戸建てやマンションが主流とされて来ましたが、バブル経済期の崩壊以降現在も続く経済不況に起因して賃貸物件に一生涯居住し続ける人や中古物件の取得する事に対する抵抗感のない人が増加しており、リノベーション住宅のブームが加速しています。 建築業界では、実際に施工を開始してみないと明確な施工費用が算出出来ない事から割高となる事から新築に比べて非常に数の少なかったリフォームですが、朝日放送テレビの「劇的ビフォーアフター」などで放送されるカリスマ建築士によるリフォームが経済不況に喘いで来た国民感情に受け入れられた事がブームを加速させた背景でもあります。また、リフォームのブームにより施工業者が乱立した事により過当競争が激化し、施工費用の相場が下落した事で物件自体の販売価格が低下した事も大きな要因とされています。


“ブームが加速する背景”

日本国内では、先行き不透明な安倍政権への不安から30年前後の長期の借り入れを回避する世帯に加え、新築物件を購入する為に郊外へ移転する人が減少する一方で住宅購入に対する意識変革によって中古物件でも良いから自分や自分の家族の生活に最も適した地域で中古の建物を求める世帯が増加しています。 加速するブームの背景には、消費者だけで無く金融機関も中古物件に対する資産評価の基準を改定しており、中古物件の購入に必要な費用の融資だけで無くリノベーション費用も上乗せしているローンが数多くある事から購入しやすくなった事もブームを後押ししています。その為、新築と遜色ない融資を受けられる事に加えて30代や40代の結婚を望まない単身世帯の増加により中古の住宅の需要がさらに高まっており、今後不動産市場で流通量が増加するとと共に相場が上昇すると推測されている住宅です。  


“自治体も後押しする空き家の利用”

日本国内では、1980年代及び1990年代の高度成長期やバブル経済期に年間120万戸〜170万戸の新築一戸建ての建築が行われていましたが、現在では年間着工件数が90万戸を下回る事もあるものの総世帯数約5,800万世帯に対して6,000万戸を超える住宅が存在する事から約800万戸を超える空き家が存在します。建築用地は、住宅が建築されている事で建築用地の固定資産税が減免される税制が存在する事から敢えて朽ち果てるまで空き家とする所有者も多く、東京都や愛知県及び大阪府などの大都市圏で火災や防犯上の観点から危険視されているのが現状です。家屋が建築されている土地には、1戸につき200平米までの小規模用地の固定資産税の課税標準が1/6に減免され、1戸につき200平米を超えた部分である用地の場合には課税標準が1/3に減免されるだけで無く、都市計画税も1/3に減免されます。その為、平成27年2月26日に施行された空家等対策の推進に関する特別措置法で対応する一方で、空き家バンクを設置すると共に空き家に対する融資の優遇を行っているのが現状です。



リノベーション住宅は、消費者が求める住宅の多様化による人気の高まりだけで無く、金融機関の融資枠の拡充により購入しやすくなっています。現在では、居住する為だけで無く古い住宅に付加価値を上乗せする事で資産価値を高める投資目的とする人や業者も多く、従来に比べてデザイン性や機能面などで優れた物件も数多くあります。

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